【子猫を保護】3きょうだい猫を保護した時の話【大切な事4つ】

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保護子猫

夏真っ盛り、今日も床に猫たちが点々と落ちております。猫飼い宅の夏の風物詩でしょうか。

お疲れ様です、メリ子です。

現在6匹の猫たちと暮らしています。ほとんどが保護猫に近い雑種ばかりです。

我が家では猫の出産を2回経験しており、生まれた子猫が里親さんの元へと巣立つまで

お世話をした経験があります。

経験と言っても産後の子猫のお世話は全て母猫がしており、人間は母猫の栄養や育児環境を

サポートする程度でした。母猫は強くて立派です。

今日は、3きょうだい猫を保護した時の話を書きたいと思います。

生後間もない子猫だったので、不安や解らない事ばかりでした。

今でも保護した事やお世話の内容がよかったのかは解りませんが、小さな命を救えた事は

大きな喜びとして猫たちとの暮らしの中で噛みしめています。

猫の専門家でもない我が家での経験談ですが、少しでもどなたかのお役にたてればと思います。

子猫を保護しようと考えている方に伝えたい大切な事は、4つあります。

子猫を保護した時に大切な事4つ

  1. 母猫を探す

  2. 保 温

  3. 栄 養

  4. 排 泄

特に 1.母猫を探す

母猫の育児に勝るものは無いかと思います。

生後8週間くらいまでは、栄養面や猫社会での関わり方など

母猫やきょうだいの元で育つことが理想だと思います。

子猫を保護される時は、必ず母猫がいないか確認して下さいね。

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1匹目 2020年9月9日 キッチン壁から鳴き声が

9/8 夕方 外で子猫が鳴いている

仕事中、事務所キッチンの外あたりから子猫のか細い鳴き声が聞こえました。

この辺りの田舎は外飼いの猫も多く、子育て中の猫親子もたまに見かけます。

「また子猫が生まれたのかな?まだ小さそうな鳴き声だな。」くらいで、

あまり気にも留めませんでした。

9/9 朝出社時にも鳴き声がきこえる

出社すると、昨日同様キッチンの外あたりからか細い鳴き声がしました。

外に出てキッチン外壁あたりを確認すると、今度はキッチンの部屋の中から鳴き声が聞こえました。

おかしいな?

上司に相談しすぐにキッチンを捜索してもらいました。

「壁の中やね」

上司は石膏ボードの壁をトントン叩きながら子猫の位置を確認し、定規とカッターナイフで

壁を四角く切り取り、ものの数分で壁の中の子猫を救助してくれました。

出てきた子猫は手のひらに乗るほどの小さで手足もか細くキューキュー鳴いていました。

まるで壁からの帝王切開で子猫が産声を上げたかのような朝の一幕。ナイス上司。

そして昨夕から鳴いていた子猫ちゃん。早く気づいてあげられなくてごめんね。

事務所2Fの倉庫で生まれ、外壁と内壁の隙間に落下したのかな?

まずは

母猫を探しましょう!

壁の中に12時間以上いたため

母猫を探している間に衰弱してしまうかと思い

保護する覚悟で病院を優先しました。

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動物病院へ

子猫
子猫

壁から救出された子猫の小ささに一刻を争うと感じ、上司に許可を経てすぐに動物病院へ

向かいました。

診察の結果は、生後1週間程の男の子で脱水と猫風邪の目ヤニがひどいとの事。

目薬を処方してもらい、小さくて哺乳瓶でのミルクが難しいかもと、

シリンジでの栄養の与え方と排泄のさせ方を教えて頂きました。

獣医さん「生後間もないく容体も急変しやすいです。出来ることは、保温と栄養、

       子猫は自分で体温調節が出来ないのでとにかく保温して下さい

子猫は保温!

暑い時は自分でよけるのでスペースも確保

生後1週間くらいの子猫にとって

最適な室温は30度前後との事。

保護した時は9月上旬で残暑もまだまだ

厳しい季節。

室内はエアコンで空調していましたので

大人猫用のキャリーに毛布を敷き

ペットボトルにお湯を入れアルミホイルと

タオルで保護した湯たんぽを入れ

子猫が暑い時は自分で場所を

変えられる程のスペースを開けていました。

その後、ミニ湯たんぽを購入し、冬場はタオルを巻いて使っています。

ミルクと哺乳瓶を買う

動物病院ではミルク補給用の小さなシリンジを貰いましたが、ミルクは売っていませんでした。

田舎なのでペットショップなどは無く、近くのホームセンターに行き子猫用ミルクと哺乳瓶を買いました。

それぞれ一種類しかなく他の選択肢はありませんでした。

子猫と哺乳瓶

勤務先に戻り買ってきたミルクを

哺乳瓶であげてみますが

哺乳瓶の乳首が大き過ぎて

子猫は上手に咥えられませんでした。

病院で貰ったシリンジでミルクを少しずつ

子猫の口に垂らしました。

その後はシリンジで栄養を与えつつ

哺乳瓶の乳首にも慣れるよう交互に与えていました。

哺乳瓶は乳首が命!

乳首の太さも大事ですが、乳首のキモは

「乳首のカット」

だとわかりました。既製品の乳首は小さな

穴しか開いておらず、子猫の成長とともに

垂れるミルクの量を増やすため

乳首をカットするんですが、色々なやり方があって

子猫に合う切り込みがわかった頃には

歯が生えてミルク卒業となりました。

子猫の成長に合った栄養を!

生後4週間までは3~4時間毎にミルクを。

授乳後は吐き戻し予防のため必ずゲップも

させていました。人間の赤ちゃんと同じですね。

歯が生えて生後1ヶ月頃からは離乳食に

なりました。

猫用ミルクはコレを与えていました

哺乳瓶の乳首をくわえられない時はコレ

3きょうだい猫に飲ませやすかった乳首の哺乳瓶

ミルクの前後に排泄を!

子猫は生後1ヶ月くらいまでは

自分で排泄ができません。

母猫が舐めて排泄を促し、

舐めて処理します。

排泄のさせ方は、ティッシュで

オシッコの出口をチョンチョンと

刺激すると出してくれます。

ウンチは同じように肛門を刺激します。

勤務先にも許可をもらい、我が家で保護する事になりました。

我が家で一時保護する事に

栄養補給も排泄も自分で出来ない子猫。我が家で一時保護する事になり、

同僚も里親探しをしてくれるとの事で、無事に大きくなってくれるよう大切にお世話しました。

3時間おきにミルクが必要だったので、勤務先の許可を経て毎日自転車の前かごにキャリーを積み

「ET」状態で出勤する事になりました。

生後1ヶ月半まではこのドーム型キャリーに3きょうだい猫を入れ自転車で職場へ

職場の簡易ケージや自宅のケージ内のベッドとしても使っていました。

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2匹目 2020年9月12日 2F倉庫でヨロヨロ

保護子猫を迎えて3日後の休日昼間。

会社の同僚Aが我が家を訪ねて来ました。

「メリ子さん、この前の猫のきょうだいみたいです」

手にしたダンボールの中には、一匹目とよく似た黒い子猫が。

事務所2Fの倉庫でヨチヨチ一匹で歩いていた所を保護したとの事。

一匹目より大きく栄養状態も良さそうだったので、母猫がちゃんとお世話していたのでは?

「・・・・・・・・」

ベタベタ抱っこしてダンボールに入れ連れてきたようです。

人間のニオイがついており母猫に返せるかわかりませんが、栄養状態も良さそうなので

数時間程様子を見ようかと発見された事務所2F倉庫に置きに行きました。

夕方、子猫の様子を見に行くと母親が来た様子はなく目ヤニもひどくなっていたので

保護しました。

 まずは触らず母猫探しを!

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3匹目 2020年9月19日 倉庫壁からまたもや鳴き声が

一匹目保護から10日後の休日。

同僚Bから連絡があり、3匹目の子猫を壁から救出したとの事。

母猫の元へと戻そうと一晩待ちましたが、結局3匹目も我が家で保護する事になりました。

まとめ

ミルクの飲みが悪かったり、急に痙攣を起こして倒れたりと色々大変でしたが、お世話しているうちに

手放したくなくなり(by.ヤギ夫)。3匹とも我が家の家族となり現在も元気に暮らしています。

黒子猫

子猫との通勤は、カリカリが食べられるようになった生後1ヶ月半ほどまで続きましたが、

大変でしたが癒しと元気を貰いました。

理解ある勤務先にも感謝をしています。

子猫を保護された方は不安や心配ばかりだと思いますが、子猫の生命力を信じケアしてあげて下さいね。

子猫を保護した時に大切な事4つ

  1. 母猫を探す

  2. 保 温

  3. 栄 養

  4. 排 泄

みんな元気に大きくなりますように!

カテゴリページ(猫用首輪)

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