こんにちは、メリ子です。
普通二輪免許を取得し10ヶ月ほど経ちましたが、大型二輪免許に挑戦する事となりました。
大型バイクを増車したい
きっかけは、ヤギ夫が大型バイクを増車したく教習所に通う事になったため。
便乗!という気持ちではなく、増車される予定の大型バイクを運転してみたい、
まだまだおぼつかないバイクの運転技術を磨きたい。と思ったからです。
入校するのも大変だった!
大型二輪も、普通二輪教習でお世話になった教習所に申し込みをしましたが、
大型二輪教習には入校前審査(私だけ?)というものがあり、入校するまでにも大変な思いをしました。
ボクは審査なかったヨ
教習所での大型二輪教習、受付から入校前審査、入校式の流れをレポートします。
教習所にて入校申込
7/23 入校受付
メリ子が通う予定の教習所では、仮入校としてネット上で申し込みはできますが、
最終的には書類を記入し教習所に提出に行かなくてはならないため、直接申し込みに行きました。
ヤギ夫と一緒に申し込みに行きました
夏休みの教習所は激混み
受付で大型二輪教習の申し込みと伝えると、
夏休みは自動車の合宿免許と学生さんでいっぱいとの事でした。
入校式を予約
初回教習は9月頃になりそうですが、入校式はいつでも受けられるようで
1週間後の土曜に入校式の予約を入れました。
入校2日前に入校前審査の連絡
入校式の2日前に、教習所から電話がありました。
- 入校日当日に入校前審査をしたい
- 審査内容は【バイク引き起こし】【足つき】
- 審査内容によっては入校をお断りします
通う予定の教習所では、普通二輪教習での入校前審査はありませんでした。
入校前審査は全員ではない?
大型二輪教習に入校前審査があるならば、入校受付の時に説明があってもよいのに。
女性だから?普通二輪教習で下手くそだったから?
入校式直前に入校前審査のお知らせがあり、場合によっては入校をお断りしますと言われ、
「やんわりと入校を拒否されているのかな?」と、とても不安な気持ちになりました。
普通二輪のCB400も引き起こせず卒業しているので
大型バイクの引き起こしは・・・
不安になっても仕方がない!
やるっきゃない!
7/30 入校式当日の流れ
持ち物:免許証・印鑑・筆記用具
眼鏡等:カラコン不可
服装:入校前審査でバイク引き起こしがあるため長袖長ズボン
8:50~入校前審査
教習所受付:「メリ子さんは入校前の審査があるのでバイク車庫に行ってください」
メリ子さんは。メリ子さんだけは?。
やんわりと入校拒否されているかも?と感じているため、言葉の端々にも敏感になってしまいます。
教官が車庫からCB750を出して下さり、入校前審査というものが開始されます。
大型バイク引き起こし
教官:「まずは大型バイクを引き起こして下さい。」
サイドスタンド側に地面に寝かされた大型バイクを、垂直になるよう引き起こします。
教官からの「手はココを握り、コツはこうです。」などの説明も全くありません。
普通二輪教習で引き起こしをマスターしている前提なので当たり前なのですが、
「やんわりと入校拒否されているかも?」症候群におちいっているメリ子は、
不安と絶望の気持ちでいっぱいです。
CB400も起こせなかったけど
コツは勉強してきた!
絶対に引き起こしてみせる!
教習の恥はかき捨て。いや。まだ入校前だけど。構わん。
教官に手の位置はどこがよいかを確認しました。
クラウチングスタートの体制へ。
腕の力ではなく、足の力、かがめた足を伸ばす力を使って。
腕は棒のように伸ばしたままで。
バイクを引き起こすのではなく、押す!
エーーーーイッッ!
バイクを引き起こそうと踏ん張ると、靴と靴下が脱げ、カカトとクルブシが丸出しの状態に。
教官の了解を得て、ゆるく紐を結んだスニーカーの紐を全て縛り直し再度挑戦。
何度目かの挑戦で、大型バイクCB750を引き起こすことに成功。
サイドスタンド掛けまでの作法を無事にクリアしました。
足つきチェック
教官:「足つきを見ますのでバイクにまたがって下さい」
普通二輪教習でマスターした作法にのっとり、
サイドスタンドを払ってCB750にまたがります。
教官:「両足は地面に届きますか?」
体感的には、普通二輪のCB400よりも足つきは悪いですが、
スニーカーでなんとか足裏の母指球に届くかどうか?という足つきでした。
足つき審査もクリア。
あとは覚悟
教官:「入校前審査は合格です。」
感無量・・・
しかし。
入校式だけは済ませ、入校するかをよく考え、後日連絡する事になりました。
- 大型バイクは重量も重いしクラッチもかたい
- 普通二輪より繊細なクラッチ操作とシビアなタイム課題となる
- 普通二輪の時のような怖さを感じていては課題がうまくいかない
- 1週間ほどよく考えてもらい大型教習を受ける覚悟を確認したい
- 大型教習に通うならライディングブーツの用意をおすすめする
「やんわりと入校拒否されているかも?」症候群のメリ子でしたが、
自分がどうしたいのか、しっかりとした覚悟があるのかを確認するための
入校前審査だったのだと腹に落としました。
一週間よく考えましたが、バイク技能の向上と学びなおしの覚悟を決め、
「入校する意志」を教習所に連絡しました。
大型二輪への覚悟として、ライディングシューズを購入。
9:10~入校手続き・料金支払・視力検査
まずは受付で教習料金の支払いなのですが、
私の場合は入校の意思が固まった後日の入金でよいとの事でした。
(教習料金は、各種クレジットカードでの支払いが可能です。)
教習料金は、普通二輪で設けられていた「女性応援割」がなく通常プランでした。
大型二輪MT(普通二輪有)昼夜教習プラン
118,360円(税込)
(修了検定・卒業検定料1回分を含む)
大型二輪MT(普通二輪有)昼のみ教習プラン
107,800円(税込)
(修了検定・卒業検定料1回分を含む)
追加チケット5,060円(税込)、夜間料金1時限 1,100円(税込)
補講が続き複数の追加が見込まれる場合、33,000円(税込)で限度なしの申し込みが可能。
※教習料金は教習所により異なります。
視力検査も無事にクリアし入校式へ。
9:20~各種書類記入・説明
書類「交通事故・行政処分の履歴確認」⇒記入・押印
各種書類に記入後、教習予約システムや教習の流れの説明を受けました。
・教習時の服装は長袖長ズボン
ヘルメット・プロテクターなどは教習所での貸し出しがあり。
普通二輪の時と同じ内容の説明でした。
10:00~教習原簿用写真の撮影
教習原簿に貼る写真の撮影。
現保有免許に眼鏡等(条件)がついている人は、眼鏡等(条件)をつけて撮影
カラーコンタクトやサングラスは不可、外さなければいけません。
この写真は、卒業後に免許センターへ提出する書類にも使用されますが、
併記後の免許証の写真は、免許センターで撮影したものが使われます。
10:20~適正検査
普通二輪免許で入校してから1年が経過していたので、再度、運転適性検査K-2を受検。
各ブロックごとにお題は違うのですが、同じ図形にひたすらマルをつけたり、
ひたすら△を記入したり。簡単な引き算もあります。
この適正検査は簡単ですが地味に疲れます。
運転適性検査「K-2型」
交通事故の傾向とその関連性の要素で評価
1 動作の正確さ
2 動作の速さ
3 精神的活動性
4 衝動抑止性
5 情緒安定性
公益社団法人愛知県安全運転管理協議会
※適性検査の結果は、普通二輪教習の時は教習原簿の最後のページに貼り付けられていました。
まとめ
以上、大型二輪教習の入校前審査と入校式の流れをレポートしました。
個人的な思いを吐露します。
女性や小柄な方で「教習所に二輪教習を断られた」と言う方は結構いらっしゃるようです。
ネットで「二輪 入校拒否」などで検索すると
低身長、足つき、引き起こしできない、女性だから、高年齢だから?など、悲痛な思いが散見されます。
私もやんわりと入校拒否かもしれない不安症候群におちいりましたし、
ヤギ夫は入校審査など無く入校している事にやるせなさも感じます。
教習所はある程度の入校基準を設けており、それをクリアできなければ入校できない。
これは仕方のない事だと思いますが、中型バイクが引き起こせなかったアラフィフでも
コツがわかれば大型バイクを引き起こす事が出来ましたし、
足つきは教習所がローダウン車両などの配慮をして下されば、入校できず二輪免許を諦めざるを得ない人が
減るのではないでしょうか。
私の場合は、怖がり体質で普通二輪教習でも大変苦労しましたし、教習所にもご迷惑をおかけしたかもしれません。
その影響で、大型二輪教習は入校前審査が設けられたのかもしれません。
どのような経緯かはわかりませんが、人により入校前審査があったり無かったりというのは、
あまり気分の良いものではないな、と思いました。
いろいろな思いはありますが、公道に出た時の事も踏まえ私の安全を考慮して下さったうえでの
入校前審査だと腹に落としました。
入校に際し
「いけない事、無謀な事をしようとしているのか?」
とまで感じてしまいましたが、
気持ちを切り替え大型二輪教習ガンバリます!
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